暁武蔵(真!月華の剣士)

データ

名前:暁武蔵(本名:宮本武蔵)

声:玄田哲章

生年月日:不明(天正の生まれと記録・肉体は30代半ば)

身長:6尺6寸 体重:34貫目

利き腕:右

流派:二天一刀流・改

武器:無銘・大小の刀

家族構成:すでに亡し

宝物:特になし

趣向:仏像彫り

好き:兵法

嫌い:無駄

シンボルアイテム:二刀・胸の梵字

先の争乱において嘉神の露払いとして蘇り、強きものたちとの仕合で彼自身も成仏したかに思われた。
しかし目覚めれば再び現世。しかも身体をさいなむ痛みはいや増すばかり。
すべてを悟った彼はやがて訪れるさらなる凶事、争乱に、自らも立ち向かうべく再び剣を取る。

技設定

・特殊技

劫炎剣(4+上段):一方の刀を振り下ろす。

飛天二連(3+下段):一方の刀で突いてからもう一方の刀で斬り下ろす。

・投げ技

枕押さえ(相手の近くでBC):2本の刀で相手を突き刺し、そのまま地面に叩きつける。

枕返し(相手の近くでFG):2本の刀で相手を突き刺し、そのまま後方へ放り投げる。

・必殺技

間欠泉(236+上段):刀を地面にかざし、巨大な気を吹き上げる。

十字構え(623+上段):2本の刀を十字に斬り下ろす。

脅かし(41236+下段):突進して3回斬りつけ、とどめに青い炎を纏った剣で斬りつける。

枕二連(相手の近くで63214+上段):2本の刀を相手に突き刺して、前後に2回叩きつける。

・超奥義

五輪連ね(632146+E):踏み込んで呪印とともに脅かしから飛天二連、とどめに十字構えでたたみ込む。

大噴火(236236+A):刀を地面にかざし、巨大な気を数本発生させる。

・潜在奥義

真・十字構え(236236+C):刀をほぼ同時に振り下ろし十字の真空波を繰り出す。

二天無双剣(2141236+A):突進し相手を斬りまくる乱舞技。

ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:我が二天一刀のたちに敵はなし、されど我が剣にかなうものは未だおらぬか。

楽勝:兵法、技量なくして我が前に立つは徒に命を捨てるもの、死して悟るがいい。

辛勝:我をさいなむ痛みにかなう戦であった、それでも我を討ち倒すには至らぬか。

奥義:死してなお大成せぬ我が剣技、されどついには奥義の一端に至ったりや。

・CPU戦メッセージ

楓:いまだに顕れぬか其方の青龍、己自身を怖れねば己が力も味方にできようものを。

守矢:前よりも曇りなき剣なれど、其方は己を憎んでいると見た、まるで拙者のように。

雪:己が命を捨て刃を振るうか、己がさだめのままに生きるもなんとも難きものか。

あかり:先に見損なうたがやはり清明の再来、其方の陰陽も我を制せられるはずだ。

十三:未だ力押しか其方の業は、己が力を制してこそ真の強さも極められようものを。

天野:其方の風流もまた剣術となさんか、なれど我が力を越えてこそ極められようか。

鷲塚:これが其方の士道なれば、時代を切り拓いてこそ真の剣術足りえんものを。

李:我を制してこそそなたの正義も成らんならば、命をかけてこその真の正義なりや。

斬鉄:己が命を燃やし、いや命を燃やし尽くしてこそ天下無双の刃も成ろうものなり。

骸:今や我と同じ命を捕われたか、命じられるままに人を斬らんとするはまた哀れ。

小次郎:よもや其方は、いや何も言うまい、我を越えてこそのそなたの士道なりや。

響:剣を振るう意味を今一度思い起こすがいい、心を留めるもまた剣士の資質なり。

翁:老いたりといえど其方も真の志士、我が業も極められれば悔いも残らなんだものを。

示源:己を取り戻しての力業、前にもましてわが身に響いたならばもはや言葉も要らぬ。

嘉神:ようやく己の道を取り戻したか、いずれ其方の焔に焼き尽くされても悔いはない。

半蔵:時を越えて其方が半蔵を継いだか、哀しきは我が剣技継ぐ者がいなきことなれど。

武蔵:我が剣技に一転の曇りも無いはずなれど、これなるまやかしにとらわれるは無念。

刹那:わが身をさいなむ痛みの源はやはり其方か、我が士道をかけねば其方を制せぬか。

黄龍:命を捨ててもなお極めんとする剣ならば、其方と仕合えるならば悔いもないか。


第5回戦(対楓)

・仕合前
武蔵「やはりまかり越したか青龍よ、力を解き放てし其方に対し、未だ生の呪縛に縛られし我。まこと哂うべきかな」
楓「そうでもないさ、俺もまだ己が力を制したとは言えない。だがそうだな、あんたが俺の力に応えてくれるのか」
武蔵「其方が望むならば、我が剣、そして命を懸けてみよう、なれど其方もまた、己が命を変える覚悟はありや」
楓「ああ、俺も踏ん切りはついてるはずだ、あとは剣を交えるのみだ」

・仕合後
武蔵「これが其方の剣そして青龍か、今だもの足りぬがやはりこんなもの」
楓「ああ、俺の力はこんなものじゃない、だがあんたの剣には届いたのか」
武蔵「いまだ精進の余地やあり、ただ己の剣、愚直に磨ければ、路も自ずと拓けよう」
楓「そうだな、いずれ俺の剣も、あんたの域に達せねばな」


第8回戦(対嘉神)

・仕合前
武蔵「これなる地獄門に当たり、こうして其方と相対することになろうとはな」
嘉神「これもわたし自身の業成すが故なれば、それを閉ざすも我が業を成す事なりや。お互いにそれに準ずるもまた美学」
武蔵「これが其方の正道ならば、我が剣二天一刀が見届けるも悪くはなしか」
嘉神「やはり其方が見届けんか、なれば我が剣、そして我が焔、其方の曇りなき刃にて存分に確かめられよ」

・仕合後
武蔵「見事、曇りなき刃、そして焔、あらためてこの身に刻み込むことができた。なれど否なればこそ、我が先に行かせてもらう」
嘉神「これも致し方がなしや、しかしそれより先、門の守り手、その前に路を阻む者が立ちはだかっている」
武蔵「承知、この武蔵の相手なれば、これこそ不足はなし、むしろこれよりの闘いをば見届けられよ」
嘉神「あい分かった、なればご武運をお祈りいたす」


特別戦(対武蔵)

登場デモは起こらず、そのまま仕合開始となる。


第9回戦(対刹那)

・仕合前
武蔵「この殺気はよもや、なるほど其方が常世の、いわばイノチヲカルモノ、か」
刹那「俺が誰かはどうでもよい、なるほど貴様がかの朱雀が呼び寄せしものか」
武蔵「ふふ、これも面白い、この世すべてを滅ぼすのが我が悦び。そして貴様ほどのものを我が手で斬れること、これほど胸踊ることはない」
武蔵「いずれにせよ我が剣に前に伏せるがいい」

・仕合後
武蔵「よもや我が剣、未だ届かぬ、のか」
刹那「伝説の剣豪といえどこんなもの、常世そのものを斬り伏せるは所詮かなわぬこと」
武蔵「なれど、けりを付けねばならぬ。これこそが、己が生きる証とならんがために」
刹那「所詮これも無駄なること、なればここから先、思い知るがいい、己の運命とともにすべての生の行きつく先を」
刹那、去っていく。


最終戦(対黄龍)

・仕合前
封印の岩戸にて対峙する武蔵と黄龍。
武蔵「其方は、門の守り手というのか・・・・・」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・
全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・
死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・
愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」

・仕合後
黄龍「これぞ二天一刀の剣、やはり其方がそうであったか」
武蔵「我が生の終わりに、其方がごとく武を極めし者をまみえしこと、この上なき悦び。ましてこれなる門を閉じしことに関わらんとするならば」
黄龍「なれば最後の瞬間に見届けられよ、ともに新たなる時代をまみえることかなわぬも、我ら縁の者たちがそれを担うなら、それも悔いなし」
黄龍、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。そして一面が光の中に包まれる。

光の中、そこに封印の巫女、雪の姿がいた。
武蔵「やはり、其方もまた・・・・・」
雪「これで、すべてが終わるとは、いえませんが」
武蔵「それはどういうことか、むうっ」
武蔵と雪の周りに、常世の負の思念が集っていく。
武蔵「やはりこういうことか、なれどむざむざと其方らの思惑には乗せられぬ」
武蔵、両手の刀を渾身の力を込めて振り下ろす。


エンディング

地獄門は再び閉ざされ、天より二振りの太刀が突き刺さる。
嘉神「これは、やはり、これで終わりではないのは薄々感じ入ったが、しかし時代のうねりはいずれ巻き起こる。
   我らはただそれまで機を待つのみだ。それまでは、ひとまずさらばだ」

やがて嘉神も去っていき、残されたのは二振りの太刀のみであった。

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